ゴローズが気になってインディアンジュエリーを見始めたものの、「ほかにも選択肢があるなら比べてみたい」と思う人もいるでしょう。
実際、フェザーやイーグルを中心に探すなら、REDMAN、TADY&KING、鷲見太郎、ARIZONA FREEDOMなど国内にも候補があります。さらに視野を広げれば、ナバホ族・ホピ族・ズニ族など、ネイティブアメリカンのアーティストが手掛けるジュエリーも選べます。
ゴローズ以外を探すなら、大きくこんな方向があります。
- フェザーやイーグルのデザインを楽しみたいなら、国内のフェザー系ブランド
- 価格やサイズを見ながら通販で選びたいなら、公式通販や正規取扱店が充実したブランド
- 部族や作家、技法まで含めて選びたいなら、ナバホ・ホピ・ズニなどの作家作品
ただし、ここで紹介する国内ブランドを「ゴローズの系列」と考えるのは少し違います。
ゴローズに公認の系列ブランドや公認取扱店があるわけではありません。 ゴローズ公式サイトでも、原宿・表参道の店舗以外に支店・関連店・公認取扱店・公認の弟子による店舗は存在しないと案内されています。
この記事では「ゴローズの後継」を探すのではなく、デザインや価格、買いやすさまで比べながら、ゴローズ以外で自分に合う一本を探していきます。
ゴローズ以外を探すなら2つの選び方がある
「インディアンジュエリー ゴローズ以外」で探すときは、最初に欲しいものを2つに分けると迷いにくくなります。
| 探し方 | 向いている人 | 主な候補 |
|---|---|---|
| 国内のネイティブ系・フェザーブランドから選ぶ | フェザー、イーグル、シルバーとゴールドの組み合わせが好き | REDMAN、TADY&KING、鷲見太郎、ARIZONA FREEDOM、WING ROCK、FIRST ARROW’S |
| ネイティブアメリカンの作家作品から選ぶ | 作家や部族、技法まで含めて選びたい | ナバホ族、ホピ族、ズニ族など |
日本ではフェザーやターコイズを使った国内ブランドまで広く「インディアンジュエリー系」と呼ばれることがあります。ただ、ナバホ族やホピ族などのアーティストが制作したジュエリーとは分けて考えた方が分かりやすいでしょう。
ゴローズの雰囲気に近いものから探したいなら、まず国内6ブランドを見る。反対に「せっかくならネイティブアメリカンの作家作品を知りたい」と思ったら、部族や作家から探す。この順番なら、自分が何に惹かれているのかも見えてきます。
ゴローズ以外で候補になる国内ブランド6選
ここでは、フェザーやイーグルなどを探している人が比較しやすい国内ブランドを6つ取り上げます。
「ゴローズに一番似ている順」ではありません。各ブランドは別のブランドなので、由来を無理につなげるより、デザイン・価格・買い方で比べる方が実用的です。
REDMAN
REDMAN公式サイトでは、石橋征道氏が手掛けるジュエリーを「お守りとしてのパワージュエリー」という考え方とともに紹介しています。
フェザー、イーグル、ターコイズ、ビーズなどを組み合わせられ、シルバーだけのフェザーからゴールドを使った高価格帯までかなり幅があります。
2026年8月に公式通販を確認したところ、シルバー950の大フェザーは62mmで27,500円。極小のシルバーフェザーは8,800円で、ターコイズやゴールドを組み合わせたモデルになると10万円を超えるものもあります。
特徴的なのは、単品のフェザーだけでなくパーツを重ねて自分のネックレスを作っていけること。ゴローズ以外でも、少しずつ組み合わせを増やしていく楽しさが欲しい人には候補にしやすいブランドです。
REDMAN単体の作りや評判は、REDMANアクセサリーの評判と特徴でも詳しく調べています。ゴローズとの違いだけを見たい場合はREDMANとゴローズの比較も参考にしてください。
TADY&KING
ゴローズとの関係が気になって検索する人が多いのがTADY&KINGです。
TADY&KING公式サイトでは、「TADY」こと田尻種彬氏について、高橋吾郎氏にレザーカービング技術を学んだ人物と説明しています。そのTADY氏と「KING」氏のコラボレーションから生まれたブランドがTADY&KINGです。
ここで注意したいのは、この経歴と「現在のゴローズ公認ブランド」は別の話だということ。先ほど触れた通り、ゴローズ公式は公認の弟子による店舗や関連店は存在しないと案内しています。
商品はフェザー、ホイール、イーグル、チェーンなど組み合わせの選択肢が豊富です。公式通販では約67mmの特大SVフェザーが41,800円、K18モチーフを加えた特大SVフェザーは66,000円など。さらに高額なゴールドモデルまで揃っています。
公式楽天市場店もあり、通販で新品を選びながらカスタムしたい人にはかなり入りやすいブランドです。
鷲見太郎
鷲見太郎は、フェザーだけでなくイーグル、クロス、唐草、石を使った作品まで展開する国内ジュエリーブランドです。
鷲見太郎公式サイトを見ると、シンプルなフェザーのほか、細かな唐草彫りを入れたもの、ゴールドを羽軸や先端に組み合わせたものなど、同じフェザーでもかなり表情が違います。
2026年8月時点の公式価格では、シルバー925のSフェザーが16,500円、Mが25,300円、Lが44,000円。ゴールドを組み合わせたモデルになると価格は大きく上がります。
「フェザーは欲しいけれど、形や彫りにもう少し作家性が欲しい」という人は見比べる価値があります。正規取扱の通販もあり、商品写真と価格を見ながら選べるのも分かりやすいところです。
実際の購入者評価やゴローズとの違いは、鷲見太郎の評判・価格・ゴローズとの違いにまとめています。
ARIZONA FREEDOM
価格とサイズを見比べながら最初のフェザーを選びたいなら、ARIZONA FREEDOMはかなり探しやすいブランドです。
ARIZONA FREEDOM公式サイトによると1989年創業。「自然との共生」をテーマにし、各ショップに工房を備えて制作を続けています。
フェザーはサイズ展開が細かく、シンプルなシルバー925の定番モデルなら40mmが10,340円、50mmが19,580円、60mmが28,600円、70mmが38,060円。サイズが上がると価格も段階的に変わるので、予算から逆算しやすい構成です。
ターコイズ、K18、太陽神、唐草などを加えたモデルもあり、同じブランド内でかなり選べます。
公式オンラインショップに加えて公式楽天市場店もあるため、ゴローズ系のフェザーを初めて通販で選ぶ人には比較しやすいでしょう。
WING ROCK
WING ROCKは福岡市平尾に店舗を構えるシルバーアクセサリーブランドです。
WING ROCK公式サイトでは、太陽やイーグルなどのモチーフとハンドクラフトへのこだわりを掲げ、フェザーやリング、バングル、ペンダントトップなどを展開しています。
ほかのブランドと少し違うのは通販の方法。2026年8月時点の公式購入案内では、欲しい商品の番号・商品名・数量を電話で伝えて注文する形になっています。
つまりオンラインショップで商品をカートに入れてすぐ決済するタイプではありません。楽天などでは中古品も見つかりますが、新品を買うならまず公式サイトの商品と注文方法を見るのが分かりやすいでしょう。
通販の手軽さより、ブランド独自の雰囲気やハンドクラフト感を優先したい人向けの候補です。
FIRST ARROW’S
FIRST ARROW’Sは、太陽をモチーフにしたマークを掲げる国内ブランドです。公式サイトではフェザー、イーグル、バングル、リングなど幅広い商品を販売しています。
シンプルなシルバーフェザーはLサイズ68mmで34,870円、Sサイズは16,060円。K18付きやターコイズ付きのフェザーもあり、「まず銀だけで始める」「あとから金や石を足す」のどちらも選べます。
公式オンラインショップでサイズと価格を確認でき、楽天市場にも正規取扱店の商品があります。
フェザー1枚から始めたい人にも、複数のトップやチェーンを組み合わせたい人にも候補を作りやすいブランドです。
6ブランドを価格・デザイン・買いやすさで比較
6ブランドをざっくり比較すると、違いが出やすいのは「価格の入り口」「カスタムの幅」「通販での買いやすさ」です。
| ブランド | 公式で確認できる価格例 | 選ぶときの特徴 | 新品の買いやすさ |
|---|---|---|---|
| REDMAN | 大フェザーSV 27,500円 | フェザー、ターコイズ、ビーズなど組み合わせが豊富 | 公式通販あり。商品によって受注・在庫待ち |
| TADY&KING | 特大SVフェザー 41,800円 | フェザーと各種パーツでカスタムしやすい | 公式通販・公式楽天店あり |
| 鷲見太郎 | SV925 Lフェザー 44,000円 | フェザーの形、唐草、石、ゴールドなど表現が広い | 公式通販・正規取扱通販あり |
| ARIZONA FREEDOM | SV925 50mmフェザー 19,580円 | サイズとデザインの選択肢が多い | 公式通販・公式楽天店あり |
| WING ROCK | 商品ごとに公式掲載 | 太陽、イーグル、フェザーなど。ハンドクラフト中心 | 公式は電話注文 |
| FIRST ARROW’S | SV Lフェザー 34,870円 | フェザー、太陽モチーフ、K18・ターコイズなど | 公式通販・正規取扱通販あり |
「なるべく手頃なフェザーを一本」ならARIZONA FREEDOMやFIRST ARROW’Sは探しやすく、組み合わせを作り込みたいならTADY&KINGやREDMANも候補になります。
鷲見太郎はフェザー自体の種類を見比べたい人と相性がよく、WING ROCKは通販の便利さよりブランドの作りや雰囲気に惹かれるかどうかで判断した方がよさそうです。
ナバホ・ホピ・ズニの作家作品を選ぶ手もある
ここまで紹介した6ブランドを見てもピンとこないなら、「ゴローズに近い国内ブランド」から一度離れてみるのもありです。
インディアンジュエリーには、ナバホ族・ホピ族・ズニ族をはじめ、ネイティブアメリカンのアーティストが制作する作品があります。フェザーに限定せず見てみると、選択肢は一気に広がります。
ナバホ族
ナバホ族のジュエリーには、シルバーへのスタンプ、ターコイズなどの石留め、キャスト、インレイなど幅広い表現があります。
石を使わないシンプルなシルバーもあれば、大きなターコイズを主役にしたバングルもあり、「ナバホならこの形」とひとつには決められません。
フェザー系の国内ブランドから入った人なら、まず銀の加工やターコイズの使い方を見ていくと違いを楽しみやすいでしょう。詳しくはナバホ族のインディアンジュエリーの特徴と選び方で紹介しています。
ホピ族
石よりシルバーの図柄に惹かれるなら、ホピ族の作品も面白い選択肢です。
代表的な技法のひとつが、銀板を重ねて図柄と陰影を見せるオーバーレイ。フェザーペンダントとはまた違う方法で、シルバーそのものの表情を楽しめます。
ホピ族アクセサリーの特徴とオーバーレイでは、技法だけでなく通販で作家作品を選ぶときの確認点まで整理しています。
ズニ族
細かな石細工や色の組み合わせが好きならズニ族。
複数の素材を組み合わせて図柄を作るインレイ、小さく整えた石を並べるニードルポイントやプチポイントなど、銀の塊感とは違った魅力があります。
「ゴローズが欲しいと思っていたけれど、実はターコイズや色のあるジュエリーが好きだった」という人なら、こちらの方が刺さる可能性もあります。ズニ族アクセサリーの特徴と選び方も見比べてみてください。
ゴローズに近い雰囲気が好きならどれを選ぶ?
ここまで候補が増えると、結局どこから見ればいいのか迷います。
そんなときは「ゴローズに一番近いブランド」を決めるより、自分がゴローズのどこを好きなのかで分ける方が早いです。
- フェザーを重ねてカスタムしたい:TADY&KING、REDMAN、FIRST ARROW’Sなど
- 価格とサイズを見ながら最初の一本を選びたい:ARIZONA FREEDOM
- フェザーの彫りや細かな造形まで見たい:鷲見太郎
- 通販の便利さよりブランドのハンドクラフト感を重視したい:WING ROCK
- 部族や作家まで含めてインディアンジュエリーを選びたい:ナバホ、ホピ、ズニなどの作家作品
ゴローズの名前そのものに惹かれているなら、無理に代用品を探しても満足しにくいかもしれません。
逆に「フェザーが好き」「シルバーとゴールドの組み合わせが好き」「ターコイズが好き」という部分が中心なら、ゴローズ以外にも候補はかなりあります。
通販で買うときに注意したいこと
今回紹介した国内ブランドは、公式オンラインショップや正規取扱店から新品を買えるものが多くあります。ゴローズとの大きな違いのひとつです。
ゴローズについては、公式サイトが真正品を販売するのは原宿の店舗のみで、インターネット販売は行っていないと案内しています。「ゴローズ公式通販」のつもりで外部サイトから買わないように注意してください。
ほかのブランドでも、高額品を通販で買うなら最低限ここは確認したいところです。
- 公式ショップまたは正規取扱店か
- 商品名・型番・素材・サイズが一致しているか
- ペンダントトップだけなのか、チェーンまで付属するのか
- 受注生産なら納期はどれくらいか
- 中古なら傷、変形、補修、付属品の状態が説明されているか
- 返品やサイズ直しに対応しているか
特に楽天市場では、新品の正規取扱品と中古品が同じ検索結果に並ぶブランドがあります。値段だけで決めず、販売店と商品状態まで見るのが先です。
高い・安いの基準が分からなくなったら、インディアンジュエリーが高い理由と損しない選び方も参考になります。
ゴローズ以外のインディアンジュエリーまとめ
ゴローズ以外にも候補はかなりあります。
どれを見るか迷ったら、「ゴローズに似ているか」よりも、自分が何を欲しいのかで絞る方が選びやすいです。
- フェザーを重ねたり組み合わせたりしたい → TADY&KING、REDMAN、FIRST ARROW’S
- 価格やサイズを比べながら選びたい → ARIZONA FREEDOM
- フェザーの彫りや細かな造形にもこだわりたい → 鷲見太郎
- 通販の便利さよりブランド独自の雰囲気を重視したい → WING ROCK
- 作家や部族、伝統的な技法にも興味がある → ナバホ・ホピ・ズニなどの作家作品
ゴローズそのものが欲しいのであれば、無理に代わりを探しても満足できないかもしれません。
でも、惹かれているのがフェザーの形や重ね付け、シルバーとゴールド、ターコイズといった部分なら話は別。国内ブランドからネイティブアメリカンの作家作品まで広げると、かなり選択肢があります。
「ゴローズの代わり」ではなく、自分が本当に格好いいと思える一本を基準に探してみると選びやすくなります。
