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インディアンジュエリーを結婚指輪にするなら?ペアで選ぶ方法と注意点

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スタンプ模様のシルバーリングを2本並べたイメージ

インディアンジュエリーが好きなら、「結婚指輪も普通のプラチナリングじゃなくて、好きな作家のリングにしたい」と考えるのもありです。

実際に、ナバホ族アーティストのリングを結婚指輪として選んでいる人もいます。ただ、一般的なブライダルリングとは素材や買い方が少し違います。

選択肢を大きく分けると、こんな感じです。

  • 好きな作家の作品を身につけたい → ネイティブアメリカンのアーティストが制作したリングを2本選ぶ
  • 2人で同じデザインや素材に揃えたい → 国内工房でインディアンモチーフのリングをオーダーする
  • 毎日着けたい → デザインだけでなく素材・リング幅・サイズ直し・石の有無まで確認する

特に気をつけたいのが、「ネイティブアメリカンの作家が作ったインディアンジュエリー」と「インディアンジュエリー風に国内で作ったリング」は同じものではないこと。

この記事ではこの2つを分けたうえで、結婚指輪としての選び方や、Bruce Morgan、Pat Bedonie、Jennifer Curtisなどのリングを選ぶ場合のポイントを見ていきます。

目次

インディアンジュエリーを結婚指輪にするのはあり?

結論からいうと、インディアンジュエリーを結婚指輪として使うこと自体に問題はありません

実例もあります。

名古屋のインディアンジュエリーショップSandiaでは、Pat Bedonie(パット・ベドニー)のサンバーストリングや、Jennifer Curtis(ジェニファー・カーティス)のワイヤーリングを実際に結婚指輪として選んだ夫婦を紹介しています。

Pat Bedonieの例では男女でボリュームの違うリングを組み合わせており、必ずしもまったく同じリングを2本用意する必要はありません。

「同じ作家」「同じ技法」「同じデザイン系統」といった揃え方でも、十分ペアとして成立します。

ただし、一般的な結婚指輪売り場で買う場合とは少し事情が違います。

比較作家のインディアンジュエリー一般的なブライダルリング
デザイン作家ごとのスタンプやチゼル、石などシンプルなリングも豊富
素材スターリングシルバー、ゴールドとの組み合わせなどプラチナ、K18などが中心
サイズ在庫サイズから選ぶ作品も多いサイズ展開・調整が充実
2本の揃えやすさ在庫や作家によるペアで選びやすい
個体差手仕事による違いが出る場合がある比較的揃えやすい
アフターケア販売店ごとに確認が必要サイズ直しなどが用意されていることが多い

「普通の結婚指輪と同じ使い勝手」を求めるのか、「好きな作家の作品を2人の指輪にすること」を重視するのか。ここで選び方はかなり変わります。

結婚指輪として選ぶ方法は大きく2つ

ネイティブアメリカン作家のリングを2本選ぶ

インディアンジュエリーそのものを結婚指輪にしたいなら、好きなアーティストのリングから2人に合うものを探す方法があります。

必ず同一商品にする必要はありません。

たとえば、

  • 同じ作家で揃える
  • スタンプやチゼルの雰囲気を合わせる
  • 片方を細め、もう片方を太めにする
  • シルバーと14Kを使ったシリーズで合わせる

といった選び方もできます。

既製品なので、気に入ったデザインと2人分のサイズが同時に見つかるとは限らないのが難しいところ。その代わり、「結婚指輪専用の商品」ではなく、自分たちが本当に好きな作家の作品を結婚指輪にできるのがこちらの面白さです。

ナバホ族のジュエリーやスタンプワークについては、ナバホ族のインディアンジュエリーの特徴と選び方でも詳しく紹介しています。

インディアンモチーフの結婚指輪をオーダーする

もうひとつは、国内のジュエリー工房などでリングそのものを結婚指輪としてオーダーする方法です。

こちらは2人分のサイズやリング幅を最初から決められ、工房によってはシルバーだけでなくK18やプラチナなどから素材を選べます。

表面の模様を揃えたり、内側だけにモチーフを入れたりと、ブライダルリングとして設計しやすいのもメリット。

ただし、ここは呼び方を分けて考えた方が分かりやすいところです。

ネイティブアメリカンのアーティストが制作した作品と、国内の職人がネイティブ系モチーフを取り入れて制作したリングは別物です。

米国内務省のIndian Arts and Crafts Boardも、米国内ではIndian Arts and Crafts Act(インディアン美術工芸品法)によって、作り手について誤認させるような「Indian」「Navajo」などの販売表示を禁止しています。

日本で結婚指輪を探す場合も、「誰が作ったのか」を商品説明で確認しておくと混同しにくくなります。

結婚指輪の候補にしやすい作家のリング

特定の作家が「結婚指輪用」として制作しているという意味ではありません。

ここでは、石のないリングや比較的シンプルなデザインが流通しており、実際に結婚指輪として使われた例も含めて候補を見ていきます。

Bruce Morgan(ブルース・モーガン)

Bruce Morganはナバホ族のアーティスト。

スタンプを施したシルバーリングのほか、シルバーと14Kを組み合わせた作品も流通しています。

ターコイズを大きく載せたリングとは違い、石のないバンド型を選べるため、日常的に着ける指輪として検討しやすいのが特徴です。

2026年8月現在、楽天市場でもサイズ展開のあるBruce Morganのシルバーリングが販売されており、リング幅約6~7mmのモデルなどを確認できます。

ただし一般的な細身の結婚指輪より存在感は強め。

リング幅や在庫サイズは商品ごとに違うため、気になる人は販売ページで現在のサイズ展開を確認してみてください。

Bruce Morganのシルバーリングを楽天市場で見る

Pat Bedonie(パット・ベドニー)

Patricia Bedonie(パトリシア・ベドニー/Pat Bedonie)もナバホ族のアーティストです。

チゼルによる細かな模様を入れたシルバーリングや、ゴールドを組み合わせたサンバースト系の作品などがあります。

結婚指輪との相性を考えるうえで面白いのは、実際の使用例が確認できること。

Sandiaでは、Pat Bedonieのサンバーストリングを結婚指輪に選んだ夫婦を紹介しています。男女でボリュームやデザインの違うリングを組み合わせているため、「完全に同じ2本でなくてもいい」という参考にもなります。

結婚指輪として考えるなら、デザインだけでなく希望サイズに調整できるかも確認しておきたいところです。

Pat Bedonieのチゼルリングを楽天市場で見る

Jennifer Curtis(ジェニファー・カーティス)

もう少しシャープなスタンプワークが好きなら、Jennifer Curtisという選択肢もあります。

Sandiaでは、Jennifer Curtisの細身のワイヤーリングを結婚指輪として使った実例が紹介されています。

Jennifer Curtisには厚みのあるシルバーワークもありますが、リングによってボリュームはかなり違います。作家名だけで決めず、実際のリング幅や厚みを見るのが大切です。

楽天市場にもシルバー925製のリングが流通していますが、現在確認できる商品には9号など単一サイズの在庫品もあります。

2人分の希望サイズが揃うかどうかはBruce MorganやPat Bedonie以上に商品ごとの差が大きいので、好みのデザインがあれば先にサイズを見ておくと探しやすくなります。

Jennifer Curtisのシルバーリングを楽天市場で見る

毎日着けるなら素材とデザインも見ておきたい

結婚指輪は、買った瞬間だけ格好よければいいアクセサリーではありません。

毎日のように着けるつもりなら、インディアンジュエリーらしさと同じくらい使い勝手も重要です。

シルバー925は傷や変色も含めて考える

インディアンジュエリーのリングではスターリングシルバーがよく使われます。

一般に「シルバー925」と呼ばれるものは銀92.5%を含む合金です。GIA(米国宝石学会)も、925をスターリングシルバーの一般的な基準として説明しています。

結婚指輪に使えない素材ではありませんが、プラチナなどと同じ感覚ではありません。

シルバーは傷が付きやすく、時間とともに変色も起こります。

使い込んだ小傷や銀の変化を「味」として楽しめる人なら相性がいい一方、何年経っても新品のような白い輝きを保ちたいなら、手入れの頻度まで考えておきたいところです。

素材そのものの違いが気になる場合は、インディアンジュエリーとシルバーアクセサリーの違いも参考になります。

ターコイズなど石付きリングは扱いにも注意

せっかくインディアンジュエリーを選ぶなら、大きなターコイズリングに惹かれる人もいると思います。

ただ、毎日着ける結婚指輪としては少し慎重に。

GIAのターコイズ取扱ガイドによると、ターコイズのモース硬度は5~6。高熱や化学物質だけでなく、化粧品、皮脂、汗などによって変色する場合もあります。

スチームクリーナーや超音波洗浄機も推奨されていません。

休日用のリングなら大きな石を楽しむのもいいですが、仕事・家事・入浴など日常のあらゆる場面で着け続けるなら、石なしのスタンプ・チゼル系リングの方が管理はしやすいでしょう。

リング幅とサイズ直しも確認する

インディアンジュエリーには、一般的な結婚指輪より幅のあるリングも珍しくありません。

ここで「普段と同じ○号だから大丈夫」と決めるのは少し危険です。

GIAのリングサイズガイドでも、4mmを超える幅広リングを測る場合にはワイドリング用のサイザーを使うよう案内しています。

今回確認したBruce MorganやPat Bedonieのリングにも約7mm幅のものがあります。

できれば同じくらいの幅のリングでサイズ感を試す。通販なら、

  • リングの幅と厚み
  • 実寸サイズ
  • サイズ交換できる期間
  • 購入後のサイズ直し
  • サイズ直しによって模様が変わらないか

まで確認しておきたいところです。

結婚後に長く使うことを考えると、「今ぴったり」だけでなく、数年後に調整できるかも意外と重要になります。

「インディアンジュエリー」と「インディアン風」は分けて考える

ネットで「インディアンジュエリー 結婚指輪」と検索すると、ネイティブアメリカン作家のリングと、日本国内で制作されたネイティブテイストのオーダーリングが一緒に出てきます。

見た目だけなら似たモチーフを使っていることもありますが、選ぶ理由はかなり違います。

作家作品を選ぶ場合は、

  • 誰が制作したか
  • どの部族のアーティストか
  • どんな技法や素材が使われているか

まで含めて作品を選ぶことになります。

一方、国内でオーダーする場合は、

  • 2人のリングを同じデザインにしたい
  • プラチナやK18を使いたい
  • サイズや幅を細かく指定したい
  • 記念日やオリジナルの模様を入れたい

といった自由度が魅力です。

どちらが上という話ではありません。

ただ、「ネイティブアメリカンの作家が作った結婚指輪が欲しい」のか、「インディアンジュエリーの雰囲気を取り入れた結婚指輪が欲しい」のかは、購入前にはっきりさせておいた方が後悔しにくくなります。

インディアンジュエリーそのものの定義や作家・部族の見方は、インディアンジュエリーとは?種類・特徴と本物の見分け方でも整理しています。

通販で結婚指輪を探すときの確認ポイント

作家物を通販で探す場合、商品写真だけで決めるのはおすすめしません。

特に結婚指輪として買うなら、注文前にここまで見ておきたいところです。

  1. 作家名・部族が明記されているか
  2. リング幅と厚みが分かるか
  3. 2人分のサイズが用意できるか
  4. サイズ交換・サイズ直しができるか
  5. 素材がスターリングシルバーなのか、14Kなどを含むのか
  6. 石付きなら日常使用での扱い方を確認したか
  7. 在庫品か、取り寄せ・制作待ちになるのか

ハンドメイド作品では同じ型でもスタンプの入り方などに個体差が出ることがあります。

むしろ、その少しの違いを「2本とも同じシリーズだけど、それぞれ違う」と楽しめるなら、既製のペアリングにはない魅力になります。

価格だけで選ぶのが不安なら、インディアンジュエリーが高い理由と損しない選び方もあわせて確認してみてください。

インディアンジュエリーの結婚指輪まとめ

インディアンジュエリーを結婚指輪にするなら、「ペアになっている商品」を探すところから始めなくても大丈夫です。

2人がどこまで揃えたいかで考えると、選択肢が見えやすくなります。

  • 本物の作家作品を2人で着けたい → 同じ作家や同じデザイン系統からサイズの合う2本を探す
  • 多少デザインが違っても構わない → Bruce MorganやPat Bedonieなど、幅や模様違いで組み合わせる
  • 毎日なるべく気軽に着けたい → 石なしのシルバーリングを中心に検討する
  • 素材やサイズ、模様まで完全に揃えたい → 国内工房でネイティブテイストの結婚指輪をオーダーする
  • プラチナのような維持のしやすさを優先したい → シルバー特有の傷や変色を許容できるか一度考える

普通のブライダルリングほど「ペアで買いやすい」ジャンルではありません。

でも、好きな作家のリングをそれぞれ選んで、それを2人の結婚指輪にする。そういう選び方ができるのはインディアンジュエリーならではです。

まったく同じ2本にこだわらず、10年後も自分たちが着けていたいと思える作品かどうかを基準に探してみてください。

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